今週は金曜に宇治炭山地区の見学があった。
この炭山地区の歴史はそんなに古くはなくって、約50年ほど前に市内から10人の陶工達が移住したのが始まりだったようだ。
古くないと言っても、地区を散策して50年っていう歳月はその場に溶け込み、独自の風景を作り出すには十分な時間なんだってことがわかった。
今回見学できたのは、3つの組合に属している窯元の作業場だった。ただ、自分が一番見たいと思っていた窯元は今回は見ることができなかった、、、、これはすごく残念だったから今度機会を見てレベンジしようと思う。
特に印象に残ったのは、どの作業場も美しかったこと。綺麗に掃除している窯元もあれば作業の痕跡が多くある作業場もあった、けどそのどちらも美しかった。構造美のような綺麗さがあった。
まだ、自分は作業を見て盗めるほど全然経験がないので、こうした自分が綺麗だと思うことを心に留めようと思った。
そう、その作業場に共通していたのが、もう一点。作業場を見た時にどこも移住した時の雰囲気をそのまま残しているような錯覚になった。まるで昭和にタイムスリップしたのような気持ちなったんだ。時間が止まっているような。
で、金曜は見学だったけどその他の日は通常どおり実習がメインの日が続いた。
今週自分は土取りの訓練をしたんだけど、まずは土殺しから始まりそれが終わると一定量の土を毎回取れるようにする訓練、そこから土を平たくしてからお椀のような形まで変形させて、土取りの訓練が終了する。
まだ土取りしてから、その土を平たい形にするとこまでしか進めていないけど、やっと土から形を作れる感じが出てきてこれがまた楽しい。
土殺しは6キロくらいの土ならうまく殺せるようになってきたし、来週はなんとか土取りを終了したいなーとほのかに思ってる。
来週が過ぎると大型連休ってやつになるので、あっという間に5月の半ばまですっ飛んでしまうんだよねー。。。