訓練24週目

先週は予定していた通り一輪挿しの課題を終えて、次の課題の道具作りまで完了することができた。

いよいよ基本課題最後の課題に取り掛かる。最後の課題は筒花生(つつはないけ)だ。筒花生はこれまでの課題と違い土の量が決まっていて(2kg)、その量で規定の高さの円柱を作成する課題だ。とてもシンプルだけど中々手強い課題なようだ。

先を進む人でもこの課題に大きくつまづく人がいる。逆にすんなりと課題をクリアしてしまう人もいた。自分はこの課題は得意だと思っている。だから、一応今週中にこの課題を終わらせるつもりでいる。

月曜に見本を挽いてもらって、月曜と火曜でコツを掴み、水曜と木曜で10本(この課題は10本の筒花生を引くことがクリアの条件)挽いて同時に検定も受ける。

そして、金曜に削りをして終了ということだ。

でも、金曜は実は体育訓練で一日実習をすることができない。もし体育訓練になったら次の週に持ち越すことになる。金曜に雨が降れば順延となるので終わらせることができるはずだ。うん、きっと。


一輪挿しは今週で終わったけど、自分でもここまで粘って本当によかったと思った。最後の方では、自分でも納得できる一輪を続けて挽くことができた。

この一輪を突き詰めてやったことで、おそらく次の課題の筒花生でも生きる技術を習得できたと思う。そして、それだけではなくロクロ全般の技術の底上げができたと思う。

この課題が自分の中で立ち返る場所になったと確信している。

スランプや基本に立ち返る時にはここに戻ってくることにしよう。